食品業界向け衛生対策・異物混入対策・安全対策|ミドリ安全株式会社

加硫促進剤はアレルギーの
原因物質です。

アレルギーリスクを低減するために「MIDORI AF^®シリーズ」の手袋は加硫促進剤を使用しておりません。

手袋によるアレルギーについては原料由来のラテックスアレルギー（天然ゴム製手袋）や手袋の内側についているパウダー（コーンスターチ）によるたんぱくアレルギーが一般的に知られていますが、その他にも手袋製造時に使用される加硫促進剤もアレルギーの一因と言われています。当社のニトリル手袋「MIDORI AF^®シリーズ」はこれらのアレルギーのもととなる原料を使用しないラテックスフリー、パウダーフリー、加硫促進剤フリーの安心していただける手袋です。是非、一度お試しください。

硫黄酸化物（SOx）は酸性雨、大気汚染の原因物質です。

「MIDORI AF^®シリーズ」の手袋は架橋剤に硫黄を使用しておりません。

一般的なニトリル手袋は架橋剤として硫黄を使用するため、廃棄・焼却時に硫黄酸化物（SOx）が発生します。硫黄酸化物（SOx）は、それ自体有害であり、環境大気中では他の汚染物質と共存することによって人間や動植物に影響を与えます。特に環境での人間に対する影響としては、いわゆる「ぜんそく」を引き起こす等呼吸器への影響が顕著となっています。当社のニトリル手袋「MIDORI AF^®シリーズ」は焼却時に硫黄酸化物（SOx）が検出されない環境に配慮した手袋です。

「MIDORI AF^®」は2021年度『第8回健康医療アワード』を受賞しました。

去る2021年9月26日、ミドリ安全株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：松村不二夫）が製造販売する『MIDORI AF^®』が第13回日本健康医療学会総会・学術大会（主催：一般社団法人日本健康医療学会）におきまして、「第8回健康医療アワード」を受賞しました。「健康医療アワード」は、日本健康医療学会が人間の健康医療に役立つ製品などを開発・生産・販売する会社や団体を表彰し、推奨する賞です。『MIDORI AF^®』は加硫促進剤を使用しない、手に優しいニトリル手袋として弊社が独自開発しました。この度『MIDORI AF^®』は病院や歯科病院等に務める、医療従事者の職業病”ゴムアレルギー”を大幅に改善させた取り組みが評価され、「健康医療アワード」を受賞する事ができました。

～装着しやすく、やわらかくて疲れにくい～

手に優しいニトリル手袋
「MIDORI AF^® シリーズ」の特長

ミドリ安全の新技術
「MIDORI AF^®（M-GEN2）」

「手に優しい」理由は、加硫促進剤フリー（Accelerator Free［アクセラレーターフリー］：AF）技術「M-GEN2」
「M-GEN2」とは、硫黄と加硫促進剤を使用することなく、汎用のニトリルゴム原料を効果的に架橋することができる新技術です。ミドリ安全では加硫促進剤のアレルギーリスクを考え、新技術として硫黄以外の架橋剤を用いることで加硫促進剤を必要とせず、安定した手袋を製品化することができました。

※ゴムの粒子の中に溶け込む親和性の R(反応性有機化合物)(共有結合)と亜鉛(イオン結合)

従来の技術［加硫促進剤添加］

新技術（M-GEN2）
［加硫促進剤不使用］

注）この技術は加硫促進剤アレルギーに対して有用で、すべてのアレルギーに対応しているものではありません。

Midori Anzen Malaysia Sdn. Bhd. 紹介動画

当社のマレーシアにある研究所「Midori Anzen Malaysia Sdn. Bhd.」では手袋に使用する様々な原料の分析や安全性の確認、最適な配合方法等についての研究を行っています。また、手袋の製造ラインを再現できるロボットを開発し、製造現場と同じ条件で商品開発を進めています。今回ご紹介のニトリル手袋「MIDORI AF^®シリーズ」についても当社研究所に於いて実験を重ねお客様が満足いただける商品として開発した商品となっています。

抜群のやわらかさと伸縮性

優れた伸縮性

ニトリル手袋「MIDORI AF^®シリーズ」は伸縮性に優れた柔らかい手袋です。抜群の伸縮性は破れ防止として、柔らかさは疲れにくく手袋の装着によるストレスを軽減しました。また、薄くても破れにくいため細かな作業にも適しており、併せて食品工場での異物混入対策としても最適です。

引張試験動画

破れやすい袖口部分の柔軟性を引張試験機で測定した結果、新商品は従来品に比べ約1.5倍伸びる結果となりました。

作業区分、食材や食品ごとの色分け、ノロウイルス対策に最適

「MIDORI AF^® シリーズ」の手袋は、ブルー、ピンク、ホワイトの3色を取り揃えていますので、食品工場に於ける交差汚染防止のためのエリア分けや有傷者の区別等にご活用でき、食品や食材ごとに手袋の色を変えて作業することが可能です。また、ノロウイルス対策として、2枚重ねのインナー手袋としても使用できます。